暑い日々が続いていますね。
体の不調も起きやすいです
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今日は顎関節症についてを取り上げたいと思います。
「顎が痛い」「口が開かない」「顔の周りの筋肉が痛い」「頭が痛い」これらは顎関節症から引き起こされている可能性があります。
最後にガイドラインへのジャンプを作りますので詳細はそちらを確認してください。
顎関節症の症状は多岐にわたります。また同じような症状でも他の疾患から引き起こされている可能性もあり放置せずにしっかりとした鑑別が必要になります。
症状だけではなく原因も個人差があり治療も個人個人に合わせたものが必要になります。
そして顎関節症には様々な方法がありますが今現在では「不可逆的な治療はやらない」というのがスタンダードです。
「不可逆」というのは「元の状態に戻れないもの」ということです。
例えば顎関節症の治療目的での咬み合わせの調整などです。ほかにも矯正なども該当する様です。
まずは可逆的(元に戻れる)な治療を行うことがスタンダードですね。
当院では可逆的な治療を基本として、関節や筋肉、生活習慣など、西洋医学や東洋医学(漢方)、生活指導など多くの手段を個人の症状や原因に合わせて組み合わせています。上記の方法以外にも治療として行うこともあります。
顎関節症は人により症状が出たり出なくなったり、現状の維持が目標であったりと長く付き合う可能性もあります。
なるべく早く症状の軽減をさせて辛い日々が短くなるようにしましょう。
お困りの方は是非ご相談ください。
以下日本顎関節学会ガイドライン
http://kokuhoken.net/jstmj/publication/file/guideline/guideline_treatment_tmj_2020.pdf